番号・名称 年 代   構造等
004 金鑽神社多宝塔 天文3年(1534) 三間多宝塔、こけら葺
特徴等
金鑽神社 (かなさなじんじゃ) のにあるこの多宝塔は、三間四方のこけら葺、宝塔 (円筒形の塔身) に腰屋根がつけられた二重の塔婆である。天文3年に阿保郷丹荘の豪族である阿保弾正全隆が寄進したものである。この塔は、建立年代の明確な本県有数の古建築であるとともに、阿保氏に係わる遺構であることも注目される。塔婆建築の少ない埼玉県としては貴重な建造物である。多宝塔は密教寺院に多く見られるが、この多宝塔は神社所有である。
参考資料:現地の説明板(神川町)/総覧日本の建築(日本建築学会編/新建築社)/国指定文化財等DB(文化庁)

2006-11-17
       
       
       
       
金讃神社多宝塔 (撮影:2005-8) 金讃神社多宝塔 (撮影:2005-8)
    埼玉県の重要文化財建造物         2018-1-15 現在
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金讃神社多宝塔 (撮影:2005-8) 金讃神社多宝塔 (撮影:2005-8)
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