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    埼玉県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在
特徴等
明治期から大正・昭和初期に創設された銀行は、担保として預かった繭や生糸などを収蔵するために倉庫を所有することが多く、この建物も明治27年(1894)に創立された本庄商業銀行の倉庫として建てられたものである。左右対称の位置に設けられた窓に網戸と鉄扉を設け、通風と防火に配慮している。昭和51年(1976)にローヤル洋菓子店が譲り受け、本社工場店舗として現在に至っている。レンガ積みは、最も一般的なイギリス積みで、屋根架構はキングポストトラス(真束小屋組)構造を採用する寄棟の2階建である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明板(ローヤル洋菓子店)/総覧日本の建築(日本建築学会編/新建築社)
2006-11-19
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番号-名称 年 代   構造等
165 ローヤル洋菓子店
(旧本庄商業銀行倉庫)
明治27年
(1894)頃
煉瓦造2階建、瓦葺、建築面積279㎡
ローヤル洋菓子店(旧本庄商業銀行
倉庫) (撮影:2005-7)
ローヤル洋菓子店(旧本庄商業銀行
倉庫) (撮影:2005-7)
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