特徴等 |
遠山記念館の建物は、もとは日興証券の創始者・遠山元一が、人手に渡っていた生家の土地を買い戻し、そこに昭和8年(1933)から2年7ヵ月を費やして完成させた大邸宅で、昭和45年(1970)から財団法人遠山記念館として公開されている。 西棟は遠山元一が母のために建てた棟で、中棟の南西にある。平屋建、桟瓦葺で、3つの客間と仏間等を雁行型に配した平面とする。上質の数寄屋造で、妻の破風面を巧みに見せた外観、質感に合わせた個性豊かな各部屋の座敷飾りなど、変化のある造形をみせる。 参考資料:文化庁報道発表資料/遠山記念館リーフレット 2019-10-5 |
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埼玉県の登録文化財建造物 2018-12-27 現在 |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
153 遠山記念館(旧遠山家 住宅)西棟 |
昭和11年(1936) | 木造平屋建、瓦葺、建築面積225㎡ |