特徴等
遠山記念館の建物は、もとは日興証券の創始者・遠山元一が、人手に渡っていた生家の土地を買い戻し、そこに昭和8年(1933)から2年7ヵ月を費やして完成させた大邸宅で、昭和45年(1970)から財団法人遠山記念館として公開されている。
中棟は、主屋を構成する3棟のうち中央の棟である。木造2階建で、起りのある鍵形の入母屋造、桟瓦葺の屋根を架ける。1階は瀟洒な書院造になり、18畳の座敷は洗練された意匠と造形をみせる。2階は応接室や寝室からなり、細部に多彩で質の高い装飾を施し、和洋折衷でまとめられている。
参考資料:文化庁報道発表資料/遠山記念館リーフレット
2019-10-5
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遠山記念館(旧遠山家住宅)中棟
(撮影:2005-6)
遠山記念館(旧遠山家住宅)中棟
(撮影:2005-6)
       
       
       
       
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    埼玉県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在
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番号-名称 年 代   構造等
152 遠山記念館(旧遠山家
住宅)中棟
昭和11年(1936) 木造2階建、瓦葺、建築面積184㎡
遠山記念館(旧遠山家住宅)中棟
(撮影:2005-6)