特徴等 |
この建物は木造2階建の店舗兼用住宅で、番場通りと昭和通りの交差する角地に建っている。屋根は北西側(番場通り側)が高くなった片流れ造金属板葺で、屋根を隠す位置まで外壁を大きく立ち上げ、最上部にはコーニスと葉飾りのモールディングを施している。交差点隅部を曲面として、煙草売場カウンターを設け正面とする。正面建具は1階の出入口と販売カウンターを除いてほぼ建築当時のもので、2階の窓廻りの縁取りなど装飾性に富んだ店舗兼用住宅となっている。開店当時は東京の専売公社からモデル店舗に指定され、写真入で関係機関に宣伝されたと伝えられている。昭和初期の近代商店建築の好例として貴重な建造物となっている。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明板 2006-11-21 |
埼玉県の登録文化財建造物 2018-12-27 現在 |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
122 小池煙草店 | 昭和((1926 -1988)初期 |
木造2階建、鉄板葺、建築面積61㎡ |
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