特徴等
秩父鉄道御花畑駅は、第一次世界大戦後、セメント需要の増加に対応するため、秩父-影森区間が開通した大正6年(1917)に営業を開始した。営業当時の建造物としては、「駅長事務室」、その北側に「待合室」、続いて「北改札上屋」「北改札待合」であり、一体に並んで建てられている。いずれも木造平屋建で、屋根は切妻造波形石綿スレート葺、小屋組はキングポストトラスを基本としたトラス構造になっている。部分的には若干の増改築があるが、開業当初の様子を今なおよくとどめ、当時の建築様式を今に伝えている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明板
2006-11-16
秩父鉄道御花畑駅舎 (撮影:2005-7) 秩父鉄道御花畑駅舎 (撮影:2005-7)
       
       
       
       
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    埼玉県の登録文化財建造物     2018-12-27 現在
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番号-名称 年 代   構造等
114 秩父鉄道
御花畑駅
大正6年
(1917)
木造平屋建、スレート葺、建築面積182㎡
秩父鉄道御花畑駅舎 (撮影:2005-7)