リストに戻る
    埼玉県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在
リストに戻る
特徴等
秩父鉄道の前身上武鉄道は、 明治34年(1901)熊谷を基点に創業、大正3年(1914)に大宮町(現秩父市)まで延長され、以来秩父地域交通の要となった。
旧秩父駅舎は、秩父まで延伸された際に開設された駅舎であるが、昭和58年(1983)同所に秩父地域地場産業センターが建設されたのに伴い、同59年現在地へ移転復原された。中央に吹抜のあるコンコースをとり、その左右に待合室と事務室を配した平面をもつ。正面に玄関ポーチを張り出し、大屋根中央に明り取りの塔屋を上げた外観が特徴的な瀟洒な洋風建築で、山間秩父の近代化を象徴する建築物である。設計は当地出身の坂本朋太郎博士の手になるといわれる。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明板(秩父市)
2006-11-15
旧秩父駅舎 (撮影:2005-7) 旧秩父駅舎 (撮影:2005-7)
h:      
     
       
       
番号-名称 年 代   構造等
113 旧秩父駅舎 大正3年
(1914)
木造平屋建、瓦葺、建築面積231㎡、塔屋付
旧秩父駅舎 (撮影:2005-7)