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    埼玉県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在
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番号-名称 年 代   構造等
084 日本聖公会川越キリスト
教会礼拝堂
大正10年(1921) 煉瓦造平屋建、スレート葺、建築面積138㎡、塔屋付
特徴等
この建物は、 米国技師ウィルソンが熊谷聖公会完成2年後に建設した平屋の煉瓦造教会で、形態はじめその意匠は類似するところが多い。鐘楼及び教会の妻側は通りに面し、鐘楼下部を出入口とする。 尖塔アーチ窓や三つ葉模様を刻んだハンマービーム風の木造トラスなどは、いずれも垂直性を強調するほか、外壁に小屋組みの荷重を支える控壁をもつなど、中世ゴシック教会で用いた意匠や技法・空間構成を採用している。壁面は、外壁をフランス積み、内部を長手積みとしている。T字路の突き当たりに建ち,際だった景観を構成している。
参考資料:文化庁報道発表資料/総覧日本の建築(日本建築学会編/新建築社)
2006-11-10
日本聖公会川越キリスト教会礼拝堂
(撮影:2005-7)
日本聖公会川越キリスト教会礼拝堂
(撮影:2005-7)
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