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埼玉県の登録文化財建造物 2018-12-27 現在 |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
083 あさひ銀行川越支店 (旧八十五銀行本店本館) |
大正7年(1918) | 鉄骨鉄筋コンクリート造3階建、塔屋・金庫室付、建築面積291㎡ |
特徴等 |
この建物は、もとは入間・高麗地方を営業基盤とする旧八十五銀行の本店として建てられた。正面隅にルネサンス・リバイバル様式の塔屋が設けられ、外壁の窓と窓の間にはサラセン風の縞模様のバットレス(控え壁)が施されるなど、各種様式を折衷的に用いた洋風銀行建築である。設計は保岡勝也、施工は印藤順造。大正12年(1923)の関東大震災後、大正から昭和にかけてここ川越でも多くの洋館が建てられたが、この建物は大震災前の大正7年(1918)に建てられ、川越の近代のあゆみを今に伝えるた貴重な遺構である。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/総覧日本の建築(日本建築学会編/新建築社) 2006-11-8 |