特徴等
この建物は鉄筋コンクリート造、高さ18mで、旧東京第二陸軍造兵廠深谷製造所への給水塔である。内部は5層構造、壁は鉄筋コンクリートの打ち放しのままで、ラーメン構造がそのまま外部に表われている。終戦間近の昭和19年(1944)頃に建設され、戦後、近くの病院に勤務していた栗原氏が譲り受け、現在住宅兼アトリエとして使用されている。この建物がその後、このような使われ方をするとは、建設時には誰も想像しなかったに違いない。埼玉県下には、児玉町にある旧配水塔が登録文化財になっているが、そちらは町民への水道水供給を目的とする民生用の設備である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2006-11-18
旧東京第二陸軍造兵廠深谷製造所
給水塔 (撮影:2005-7)
旧東京第二陸軍造兵廠深谷製造所
給水塔 (撮影:2005-7)
旧東京第二陸軍造兵廠深谷製造所
給水塔 (撮影:2005-7)
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番号-名称 年 代   構造等
079 旧東京第二陸軍造兵廠
深谷製造所給水塔
昭和19年
(1944)頃
鉄筋コンクリート造、高さ18m、面積41㎡
       
       
       
       
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    埼玉県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在
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