番号-名称 年 代   構造等
076 大谷家住宅
欅空庵
大正(1912
-1925)初期
木造平屋建、瓦葺、建築面積70㎡
特徴等
大谷家住宅は、昭和初期の大恐慌時にお助け普請として、当時深谷町長であった大谷藤豊にって建てられた。大谷家は江戸時代中期から続く中山道深谷宿の有力商家で、大正11年(1922)には、1万坪の土地と多額の寄付をして深谷町立商業学校(現県立深谷商業高等学校)を建設している。大谷家住宅は、連日100人以上の職人を1年半雇用して建設されたといわれている。
欅空庵(こくうあん)は、主屋のある敷地から道路を隔てた北西側にある離れである。平屋建、寄棟造、桟瓦葺で、東面のほぼ中央に切妻造の玄関をつけ、南側には下屋庇を廻す。和室2室、洋室1室、台所、浴室からなり、現在でも客人の宿泊等に使用されている。大正初期の建造である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/埼玉県教育委員会HP
2008-1-17
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大谷家住宅欅空庵
(撮影:2005-7)
大谷家住宅欅空庵
(撮影:2005-7)
       
       
       
       
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