番号-名称 年 代   構造等
075 大谷家住宅
裏門及び塀
昭和6年
(1931)
木造、瓦葺、間口2.5m、塀折れ曲り延長63m、木戸付
特徴等
大谷家住宅は、昭和初期の大恐慌時にお助け普請として、当時深谷町長であった大谷藤豊にって建てられた。大谷家は江戸時代中期から続く中山道深谷宿の有力商家で、大正11年(1922)には、1万坪の土地と多額の寄付をして深谷町立商業学校(現県立深谷商業高等学校)を建設している。大谷家住宅は、連日100人以上の職人を1年半雇用して建設されたといわれている。
裏門及び塀は、間口2.5mの門と折れ曲り延長63mの塀から成っている。裏門は敷地北辺の東寄りに開かれ、塀が左右に連続して敷地の北及び東を区画し、中門からの塀と南東で接続する。裏門は1間1戸高麗門形式で、1軒疎垂木、桟瓦葺である。両開きの堅固な扉が取り付けられており、中門と比べると直線的でがっしりした構えである。塀は漆喰塗真壁造で、腰は内外とも簓子下見板張、桟瓦葺屋根をかける。東面の塀には木戸が1ヵ所設けられている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/埼玉県教育委員会HP
2008-1-17
大谷家住宅裏門及び塀
(撮影:2005-7)
大谷家住宅裏門及び塀
(撮影:2005-7)
       
       
       
       
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大谷家住宅裏門及び塀
(撮影:2005-7)
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