特徴等
大谷家住宅は、昭和初期の大恐慌時にお助け普請として、当時深谷町長であった大谷藤豊にって建てられた。大谷家は江戸時代中期から続く中山道深谷宿の有力商家で、大正11年(1922)には、1万坪の土地と多額の寄付をして深谷町立商業学校(現県立深谷商業高等学校)を建設している。大谷家住宅は、連日100人以上の職人を1年半雇用して建設されたといわれている。
本蔵は桁行7間・梁間3間、切妻造、桟瓦葺の2階建土蔵で、主屋北棟の西側に南北棟として建ち、東面の戸前を廊下として主屋と連続する。内部1は2室、2階は12畳の座敷になっており、外観は丁寧な漆喰塗の壁面で、全体に堅固なつくりになっている。明治後期の建造である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/埼玉県教育委員会HP
2008-1-17
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大谷家住宅本蔵
(撮影:2005-7)
番号-名称 年 代   構造等
073 大谷家住宅
本蔵
明治(1868
-1911)後期
木造2階建、瓦葺、建築面積69㎡
大谷家住宅本蔵
(撮影:2005-7)
大谷家住宅本蔵
(撮影:2005-7)
       
       
       
       
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