大谷家住宅洋館
(撮影:2005-8)
番号-名称 年 代   構造等
072 大谷家住宅
洋館
昭和6年
(1931)
木造2階一部平屋建、瓦葺、建築面積22㎡
特徴等
大谷家住宅は、昭和初期の大恐慌時にお助け普請として、当時深谷町長であった大谷藤豊にって建てられた。大谷家は江戸時代中期から続く中山道深谷宿の有力商家で、大正11年(1922)には、1万坪の土地と多額の寄付をして深谷町立商業学校(現県立深谷商業高等学校)を建設している。大谷家住宅は、連日100人以上の職人を1年半雇用して建設されたといわれている。
洋館は木造2階建、瓦葺で、主屋南棟に接続して建てられている。半切妻状屋根はスペイン瓦で葺かれ、外壁は人造石洗い出しで、上部をハーフティンバー風に扱い、窓はステインドグラス入りの縦長窓とする。内装も良く保存されており、家具や照明器具なども当時のまま残されている。瀟洒な洋館で、現在は応接間として使用されている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/埼玉県教育委員会HP
2008-1-17
大谷家住宅洋館
(撮影:2005-8)
大谷家住宅洋館
(撮影:2005-8)
       
       
       
       
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