所沢郷土美術館主屋
(撮影:2005-8)
所沢郷土美術館主屋
(撮影:2005-8)
所沢郷土美術館主屋
(撮影:2005-8)
番号-名称 年 代   構造等
066 所沢郷土美術館
主屋
安政元年
(1854)
木造平屋建、銅板葺、建築面積184㎡
       
       
       
       
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    埼玉県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在
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特徴等
所沢郷土美術館は、江戸時代末期から明治初期にかけて、医者の平塚崇順によって建てられた平塚家の旧宅である。この平塚家の旧宅は、平塚氏により、昭和53年(1978)から所沢郷土美術館として公開・活用されており、所沢在住の作家による絵画、彫刻、工芸品などが展示されている。また、長屋門には「野老窯」なる工房が設けられ、陶芸教室も開かれている。
主屋は木造平屋建,南北棟,入母屋造,銅板葺で,敷地西寄りに東面して建っている。向かって右側が家族の生活のスペースで、居間や台所、納戸などのほか、診察、調剤のための部屋がある。家族や患者は、玄関右側の内玄関から出入した。向かって左側が内庭に面した来客のための座敷で、式台のある格式の高い玄関が設けられている。玄関から奥の間に至る接客空間の意匠は、川越松平藩の侍医を務めた医家の格式を伝える。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/彩のくにさいたま「県政ニュース」
2006-11-12