番号-名称 年 代   構造等
051 朝日屋原薬局
東雲不動尊祠
明治45年
(1912)
木造平屋建、鉄板葺、建築面積0.95㎡
特徴等
朝日屋原薬局は明治20年代創業の老舗の薬局で、新河岸川と柳瀬川の合流点近くの目抜き通り沿いに位置している。この辺りは、江戸時代に河岸場や市が設けられて発展し、多くの商店が軒を連ね、特に明治中期以降、土蔵造り・塗屋造りの商家が盛んに建てられたという。
東雲不動尊祠(しののめふどうそんほこら)は不動尊を祀る小さな祠で、細長い屋敷地のほぼ中央、物置の東方に位置している。木造平屋建、切妻造、平入で、屋根は鉄板葺である。木目をよく現した素木で、内法虹梁の絵様などに優れた造形が見られる。当時の生活文化の一端を今に伝える遺構である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2019-9-26
朝日屋原薬局東雲不動尊祠
(撮影:2005-7)
朝日屋原薬局東雲不動尊祠
(撮影:2005-7)
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