番号-名称 年 代   構造等
050 朝日屋原薬局
離れ
昭和9年
(1934)
木造2階建、瓦葺一部鉄板葺、建築面積55㎡
特徴等
朝日屋原薬局は明治20年代創業の老舗の薬局で、新河岸川と柳瀬川の合流点近くの目抜き通り沿いに位置している。この辺りは、江戸時代に河岸場や市が設けられて発展し、多くの商店が軒を連ね、特に明治中期以降、土蔵造り・塗屋造りの商家が盛んに建てられたという。
離れは木造の総2階建、入母屋造、桟瓦葺で、東西に細長い屋敷地の東方に、南面して建っている。階境に庇を廻し、1階南面東端に切妻造の玄関を設ける。各階を高くとり、開口部にはガラス窓を多用し、吹寄風で小舞打の軒廻りなど、要所に数寄屋風の軽快な意匠がみられる。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2019-9-26
朝日屋原薬局離れ
(撮影:2005-7)
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