特徴等 |
利生護国寺 (りしょうごこくじ) は、奈良時代の僧行基が畿内に開いた四十九院の一つと伝わる古刹で、橋本市隅田町の大和街道沿いに位置している。本堂は桁行5間、梁間4間、寄棟造、本瓦葺の建物で、周囲に濡れ縁を廻らせる。間取りは前方1間通りを外陣、その奥中央3間四方を内陣、両側各1間を脇陣とする本格的な様式を備える。全体に簡素な造りながら、均整のとれた優美な姿の堂宇で、彩色も美しい。 2010-2-18 |
利生護国寺本堂 (撮影:2010-2) | 利生護国寺本堂 (撮影:2010-2) |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
093 利生護国寺 本堂 |
室町前期 (1333-1392) |
桁行五間、梁間四間、一重、寄棟造、本瓦葺 |
和歌山県の重要文化財建造物 2018-1-30 現在 |