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番号・名称 年 代   構造等
076 根来寺多宝塔 (大塔)
(国宝)
明応-天文
(1492-1554)
五間多宝塔、本瓦葺
特徴等
根来寺 (ねごろじ) は平安時代末期に覚鑁上人 (かくばんしょうにん) によって開創された古刹で、紀の川の北側流域を通る県道7号粉河加太線の北方に位置している。多宝塔と大師堂はいずれも豊臣秀吉の根来攻めによる焼失を免れた建物で、多宝塔は国宝、大師堂は重要文化財に指定されている。
多宝塔は五間四方、高さ40m、本瓦葺の大塔で、木造大塔では日本最大という。下層は方形で裳階を付け、上層は円筒形の塔身に方形造りの屋根を架けて相輪を立てる。多宝塔は真言密教の教義を形で示したものとされ、荘重な姿でたたずんでいる。
参考資料:根来寺の歴史と文化財(根来寺発行)/国指定文化財等DB(文化庁)
2010-1-15
     
     
       
       
根来寺多宝塔 (撮影:2010-1) 根来寺多宝塔 (撮影:2010-1)
根来寺多宝塔 (撮影:2010-1) 根来寺多宝塔 (撮影:2010-1)
根来寺多宝塔 (撮影:2010-1) 根来寺多宝塔 (撮影:2010-1)
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