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番号・名称 年 代   構造等
041-043 金剛峯寺山王院本殿丹生明神社、高野明神社、総社
041  丹生明神社 大永2年(1522)頃  一間社春日造、檜皮葺 
042  高野明神社 大永2年(1522)  一間社春日造、檜皮葺 
043  総社 大永2年(1522)  三間社流見世棚造、檜皮葺 
金剛峯寺山王院本殿丹生明神社
(撮影:2010-6)
金剛峯寺山王院本殿丹生明神社
(撮影:2010-6)
特徴等
高野山金剛峯寺は、平安時代の初めに弘法大師によって開かれた古刹である。
山王院本殿は高野山の鎮守で、高野山が開かれた3年後の弘仁10年(819)に、山麓の高野社から祭神を勧請して創建されたと伝わり、伽藍大塔の西約100メートルの一段高い場所に鎮座している。現在の社殿は、大永元年(1521)に焼失した後に再建されたもので、向って右から丹生明神社 (にふみょういんしゃ) (一の宮)、高野明神社 (たかのみょうじんしゃ) (二の宮)そして左端に十二王子百二十番神を祀る総社 (そうしゃ) (三の宮)の3社からなっている。丹生明神社及び高野明神社は一間社春日造、檜皮葺、総社は三間社流見世棚造、檜皮葺で、いずれも丹塗仕上げとし、長押ゃ虹梁などに彩色装飾が施された華麗な社殿である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/高野山霊宝館HP
2010-6-11
     
     
       
       
金剛峯寺山王院本殿高野明神社
(撮影:2010-6)
金剛峯寺山王院本殿総社
(撮影:2010-6)
    和歌山県の重要文化財建造物      2018-1-30 現在