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番号・名称 年 代   構造等
039  金剛峯寺
不動堂 (国宝)
鎌倉後期
(1275-1332)
桁行三間、梁間四間、一重、入母屋造、左右側面庇付、すがる破風造、向拝一間、檜皮葺
特徴等
高野山金剛峯寺は、平安時代の初めに弘法大師によって開かれた古刹である。
不動堂は桁行三間、梁間四間の仏堂で、壇上伽藍の東方に建っている。屋根は入母屋造、檜皮葺で、勾配がゆるく、変化に富んだ外観を見せる。正面に一間の向拝、両側には脇室が設けられ、周囲に縁を廻らせている。建物の目的等は明確でないようであるが、古来より運慶作の八大童子像 (鎌倉時代、国宝) と本尊不動明王 (平安後期、重文) が祀られていたことから不動堂と呼ばれ、平安時代の寝殿造りの面影をのこす建物として知られている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/高野山霊宝館HP
2010-6-11
金剛峯寺不動堂 (撮影:2010-6)
    和歌山県の重要文化財建造物      2018-1-30 現在