和歌山県の登録文化財建造物 2018-12-25 現在 |
特徴等 |
この建物は、紀伊半島南端に位置する紀伊大島東端に築かれた樫野埼 (かしのざき) 灯台の旧官舎である。石造平屋建、鉄板葺の堅牢な建物で、明治3年(1870)にイギリス人技師ブラントンの設計により灯台とともに建造された。この灯台は、1866年に米、英、仏、蘭の4ヵ国と結んだ改税約書
(江戸条約) で整備が定められた8ヵ所の灯台の1つであり、開国に始まるわが国近代化への歩みの一端を今に伝える遺構である。 参考資料:現地の説明板(社団法人燈光会)/国指定文化財等DB(文化庁) 2009-1-9 |
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樫野埼灯台旧官舎 (撮影:2010-2) | 樫野埼灯台旧官舎 (撮影:2010-2) |
樫野埼灯台旧官舎 (撮影:2010-2) | 樫野埼灯台旧官舎 (撮影:2010-2) |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
183 旧官舎 |
明治3年 (1870) |
石造平屋建、鉄板葺、建築面積162㎡ |