和歌山県の登録文化財建造物 2018-12-25 現在 |
特徴等 |
前田家は江戸時代から薬種問屋を営み、大庄屋を務めた家柄である。住宅は旧大和街道と高野山参詣道が交差する位置にあり、塀に囲まれた敷地に主屋や書院などが配されて歴史的景観を形成している。 土蔵は桁行7間・梁間3間、切妻造、本瓦葺の2階建土蔵で、新書院と庭をはさんで対面して建っている。北面に半間の土庇を差し掛けて2戸口を設け、外壁は腰を海鼠壁、上部を白漆喰塗りとする。内部は2室とし、東3間分が什器蔵、西4間分の1階が米蔵、2階が衣裳蔵で、現在は一部をギャラリーとして活用されている。 参考資料:前田邸案内リーフレット/国指定文化財等DB(文化庁) |
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前田家住宅土蔵 (撮影:2010-2) | 前田家住宅土蔵 (撮影:2010-2) |
前田家住宅土蔵 (撮影:2010-2) |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
148 |
江戸末期 (1830-1867) |
土蔵造2階建、瓦葺、建築面積79㎡ |