前田家住宅中書院

特徴等

前田家は江戸時代から薬種問屋を営み、大庄屋を務めた家柄である。住宅は旧大和街道と高野山参詣道が交差する位置にあり、塀に囲まれた敷地に主屋や書院などが配されて歴史的景観を形成している。
中書院は入母屋造、桟瓦葺の平屋建建物で、主屋の東南方に東西棟で建っている。四面に半間の下屋庇を廻し、内部は８畳と床付き６畳の２室からなり、南面下屋は押入と床、他３面は板縁とし、主屋と渡廊下で繋がる。良材を用いた上質な離れ座敷である。
参考資料：前田邸案内リーフレット／国指定文化財等DB(文化庁)
2010-2-11

番号-名称		年代	構造等
147 前田家住宅中書院		明治(1868 －1911)中期	木造平屋建、瓦葺、建築面積53㎡


前田家住宅中書院 (撮影：2010-2)	前田家住宅中書院 (撮影：2010-2)

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