前田家住宅主屋

特徴等

前田家は江戸時代から薬種問屋を営み、大庄屋を務めた家柄である。住宅は旧大和街道と高野山参詣道が交差する位置にあり、塀に囲まれた敷地に主屋や書院などが配されて歴史的景観を形成している。
主屋は桁行6間、梁間4間規模のつし2階建町屋で、敷地北側の旧大和街道に北面して建っている。切妻造、桟瓦葺で、正側面3面に半間、背面に１間の下屋庇を廻し、上部背面側に煙出しを設ける。内部は西側を中土間、東側床上部は四間取りとする。
参考資料：前田邸案内リーフレット／国指定文化財等DB(文化庁)
2010-2-11

番号-名称		年代	構造等
145 前田家住宅主屋		江戸後期 (1751-1829)	木造平屋建、瓦葺、建築面積152㎡


前田家住宅主屋 (撮影：2010-2)	前田家住宅主屋 (撮影：2010-2)

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