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仕込蔵
    和歌山県の登録文化財建造物    2018-12-25 現在
特徴等
高野山霊宝館は高野山開創1100年を記念して大正10年(1921)に建造された宝物館で、高野山内に受け継がれてきた宝物を常設展示している。当初、正殿を中心に両翼に2館を設けそれぞれを廻廊で結ぶ構想であったが、経済的理由で片翼だけの建物にとどめられた。その後、収蔵庫数棟が増設されているが、当初の建造部分4棟が登録文化財として登録されている。当地の厳しい気候条件を考慮して、宝蔵を除き木造漆喰塗とする。
玄関・北廊・中廊は霊宝館の受付部で、南方に中廊を介して紫雲殿と、西方に北廊を介して放光閣と結ばれる。玄関は正面3間の単層入母屋造、北廊・中廊は単層の吹放廊で、丸柱間に蔀戸風の腰羽目を付ける。基壇上に建つ紫雲殿と放光閣の寄り付き部の棟を上げ、流動感を生みだしている。
参考資料:現地の説明板/国指定文化財等DB(文化庁)
2009-7-23
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高野山霊宝館玄関・北廊・中廊
(撮影:2009-7)
高野山霊宝館玄関・北廊・中廊
(撮影:2009-7)
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番号-名称 年 代   構造等
088 高野山霊宝館
玄関・北廊・中廊
大正10年
(1921)
木造平屋建、瓦葺、建築面積147㎡
高野山霊宝館玄関・北廊・中廊
(撮影:2009-7)
高野山霊宝館玄関・北廊・中廊
(撮影:2009-7)
高野山霊宝館玄関・北廊・中廊
(撮影:2009-7)
高野山霊宝館玄関・北廊・中廊
(撮影:2009-7)