御前家住宅台所棟

特徴等

御前家 (みさきけ) 住宅は、和歌山城にほど近い市街地の一角に位置している。江戸時代の武家住宅の系譜を引く昭和初期の大規模住宅で、主屋、台所棟及び土蔵が登録文化財になっており、往時の住宅のたたずまいを今に伝えている。
台所棟は食堂・炊事場等からなる建物で、主屋の背後に内庭を隔てて建つ。平屋建、東面寄棟造、西面切妻造、桟瓦葺の簡素なつくりになり、数寄屋造風の主屋と好対照をなす。敷地北面の道路沿いにあり、脇に日常用の格子戸が設けられている。
参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)
2010-5-30

番号-名称		年代	構造等
003 御前家住宅台所棟		昭和10-13年 (1935-1938)	木造平屋建、瓦葺、建築面積89㎡


御前家住宅台所棟 (撮影：2010-5)	御前家住宅台所棟 (撮影：2010-5)

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