特徴等 |
笠森寺観音堂 (かさもりでらかんのんどう) は、延暦3年(784)伝教大師最澄上人の開基と伝えられる古刹である。本堂である観音堂は、櫓を組んで堂宇を支える懸造 (かけづくり) と呼ばれる構造である。これは京都の清水寺本堂と同じ構造であるが、この観音堂がユニークなのは四方に櫓を組む四方懸造という点で、日本唯一のものという。建築年代は、解体修理時に見つかった墨書銘から桃山時代と見られている。 2005-11-12 |
笠森寺観音堂 (撮影:2005-11) | 笠森寺観音堂 (撮影:2005-11) |
千葉県の重要文化財建造物 2018-1-17 現在 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
44 笠森寺観音堂 | 文禄6年 (1597) |
四方懸造、桁行五間、梁間四間、一重、寄棟造、銅板葺、階段及び踊場を含む |
笠森寺観音堂 (撮影:2005-11) | 笠森寺観音堂 (撮影:2005-11) |