千葉県の重要文化財建造物       2018-1-17 現在
新勝寺額堂 (撮影:2006-11)
       
       
       
       
番号・名称 年 代   構造等
37 新勝寺額堂 文久元年(1861)頃 桁行正面三間、背面六間、梁間二間、入母屋造、桟瓦葺
特徴等
成田山新勝寺は平安時代中期に創建されたという古刹であるが、江戸時代に庶民の信仰を得てから急速に発展し、成田不動と呼ばれて多くの参詣客を集めてきた。印旛沼の東方に位置し、江戸時代中期から末期にかけて建てられた仁王門、三重塔、釈迦堂、光明堂及び額堂が重要文化財に指定されており、他の諸堂とともに往年のたたずまいを今に伝えている。
額堂(がくどう)は奉納額や絵馬を掲げるための建築物で、現在の建物は文久元年(1861)に当山で2番目の額堂として建立されたものである。建物は桁行正面3間、背面6間、梁間2間で、入母屋造、桟瓦葺、四方開け放しになっている。組物は平三斗、中備蟇股、二軒の半繁垂木で、梁や木鼻など細部まで本格的な手法で建築され、建物の各部には竜や獅子などの彫刻が施されている。

参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/千葉県HP
2007-2-2
新勝寺額堂 (撮影:2006-11) 新勝寺額堂 (撮影:2006-11)
       
       
       
       
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新勝寺額堂 (撮影:2006-11) 新勝寺額堂 (撮影:2006-11)