特徴等 |
栄福寺の沿革は明らかではないが、印旛沼の北方、熊野神社等と同じ境内にある。薬師堂は寄棟造、茅葺の三間堂で、印西町小倉の宝珠院観音堂と構造形式が似ている。前面階段部分の向拝は、江戸時代中期に設けられたものである。正面は両開きの桟唐戸で、側面の前一間は舞良戸、中の間は板戸、その他は縦板壁となっている。外陣は、鏡天井に極彩色で天女図を描き、内陣は来迎柱を立て、その前に極彩色で飾った須弥壇を設けている。文明4年(1472)の建立で、建築年代の明確な建造物としては県下最古のものである。 参考資料:本埜村HP/国指定文化財等DB(文化庁) 2008-1-21 |
千葉県の重要文化財建造物 2018-1-17 現在 |
番 号 | 名 称 | 年 代 | 構造等 |
005 | 栄福寺薬師堂 |
文明4年(1472) | 桁行三間、梁間三間、一重、寄棟造、向拝一間、茅葺 |