千葉県の重要文化財建造物 2018-1-17 現在 |
番 号 | 名 称 | 年 代 | 構造等 |
004 | 宝珠院観音堂 | 永禄6年(1563)頃 | 桁行三間、梁間三間、一重、寄棟造、茅葺 |
特徴等 |
宝珠院は貞観年間(859-877)の開基と伝えられる古刹であるが、現在は観音堂のみとなっている。観音堂は寄棟造、茅葺の三間堂で、正面は両開きの桟唐戸があり、周囲に切目縁を廻らせている。平面は前方1間が外陣、後方2間が内陣になっている。内部の仏像などを安置する須弥壇、本尊後方の左右の来迎柱は漆塗で、厨子、天井や壁上部の組物の一部にも美しい色彩装飾が施され、通称「光堂」と呼ばれている。建築様式は禅宗様式の影響を受け、造立は室町後期とみられている。 参考資料:印西市HP/千葉県HP/国指定文化財等DB(文化庁) 2008-1-21 |