特徴等 |
大多喜町の目抜き通りに東面して建つこの建物は、大多喜藩御用金御用達を任されていた渡辺家の店舗兼住宅である。木造2階建、寄棟造、桟瓦葺(創建時は茅葺)で、正面入口は縦格子戸を、表板戸には上下戸をつけている。間取りは、店・茶の間・中の間・奥座敷となっていて、南に勝手の間・土間がある。奥座敷は、床の間など各部に雅趣とすぐれた技法が見られる。店構えや整った座敷など、この時代の上層商家の規模が良く示された貴重な建物である。 参考資料:現地の説明板( 2005-11-13 |
千葉県の重要文化財建造物 2018-1-17 現在 |
番 号 | 名 称 | 年 代 | 構造等 |
002 | 渡辺家住宅 | 嘉永2年 (1849) |
桁行11.7m、梁間9.3m、二階建、東面土庇付、西面突出部 桁行6.5m、梁間6.5m、西面及び南面庇付、寄棟造、桟瓦葺、北面便所附属 |