特徴等 |
香取神宮は神武天皇18年(紀元前677年) の創建と伝えられ、祭神に経津主命(ふつぬしのかみ)を奉り、古来広く崇敬をあつめてきた社である。 社殿のうち、楼門や本殿は元禄13年(1700)に徳川第5代将軍綱吉により造営されたものが現存するが、拝殿・幣殿及び神饌所は、昭和15年(1940)に皇紀2千6百年を記念して建て替えられたものである。重文の本殿正面に権現造風に拝殿・幣殿を繋げ、拝殿正面に千鳥破風と軒唐破風を付ける。屋根は桧皮葺(ひわだぶき)で、軸部を黒漆塗、組物・蟇股を極彩色とするなど本殿の意匠と釣り合った体裁をとる。神前に献じられる神饌を調理する神饌所は朱塗りで、拝殿・本殿の左側に配されている。 参考資料:香取神宮案内記(香取神宮)/国指定文化財等DB(文化庁) 2005-10-5 |
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香取神宮拝殿・幣殿・神饌所 (撮影:2006-11) |
香取神宮拝殿・幣殿・神饌所 (撮影:2006-11) |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
055 香取神宮 拝殿・幣殿・神饌所 |
昭和15年 (1940) |
木造平屋建、檜皮葺、建築面積298㎡ |
香取神宮拝殿・幣殿・神饌所 (撮影:2006-11) |
千葉県の登録文化財建造物 2018-12-27 現在 |