特徴等
明治末期から大正にかけて、米の増産を図るために耕地整理が推進されたが、和泉地区は現在の鴨川市域内で最も早く耕地整理事業が行われた地域で、明治42年(1909)に工事に着工し、大正10年(1921)に完成した。この公会堂は、その完成を記念して建てられた地区住民の共有建築物で、現在でも区民の集会場として使用されている。構造・様式は、木造平屋建、寄棟造、瓦葺の和風建築で、下屋を付け、中央にむくり入母屋屋根をのせた車寄が設けられている。市内でも最大級の公会堂というそのたたずまいに、人々の意気込みと夢を窺うことができる。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/近代建造物調査HP(千葉県立現代産業科学館)

2005-10-19
和泉公会堂 (撮影:2005-10) 和泉公会堂 (撮影:2005-10)
和泉公会堂 (撮影:2005-10)
番号-名称 年 代   構造等
026 和泉公会堂 大正10年
(1921)
木造平屋建、瓦葺、建築面積314㎡
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    千葉県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在
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