特徴等 |
北海道庁旧本庁舎は、明治19年(1886)に設けられた北海道全体を管轄する北海道庁の庁舎として、明治21年(1888)に完成した。明治42年(1909)火災により内部と屋根を焼失して改変されたが、昭和43年(1968)に新庁舎が完成して記念館として保存されることになり、火災前の当初形態に復原された。地上2階地下1階、煉瓦造、スレート葺で、中央に八角塔屋を設ける。アメリカンネオバロック様式の優美な建築で、「赤れんが庁舎」呼ばれ親しまれている。敷地は、開拓使札幌本庁跡を縮小継承しており、開拓使札幌本庁本庁舎の基礎杭跡などが史跡に指定されている。館内は無料で見学できるが、一部に事務室機能・会議室を有する現役の庁舎である。 参考資料:「赤れんが庁舎」案内リーフレット/国指定文化財等DB(文化庁) 2018-10-8 |
番 号 | 名 称 | 年 代 | 構造等 |
002 |
北海道庁旧本庁舎 | 明治21年 (1888) |
煉瓦造、2階建、地下1階、スレート葺、中央部8角塔屋付 |
北海道の重要文化財建造物 2017-11-15 現在 |