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写真提供:Mr.Kawase   
     
     
       
       
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    兵庫県の重要文化財建造物       2018-2-1 現在
番号・名称 年 代   構造等
257 日出神社
本殿
室町後期
(1467-1572) 
三間社流造、杮葺
特徴等
日出神社 (ひでじんじゃ) は、創立年代は明らかではないが、延喜式に但馬国出石郡の小社と記された古社であり、但馬神話で出石を中心とする但馬地方を治めた「天日槍」(あめのひぼこ)の四世「多遅摩比多訶」(たじまひたか)を祭神として祀る。
本殿は、室町後期建造になる三間社流造で、建物は身舎と庇に分かれる。身舎は内・外陣に区画され、外陣正面開放、内陣正面は幣軸構で板扉を建てる。庇は一面の浜床で、正面の柱間は身舎同様に開放、建物の両側面および背面は板壁、正・側面の三方に縁を廻らせる。外見は見世棚造風で、身舎正面の柱間が開放であることなどはこの建物特有である。
参考資料:現地の説明板(但東町教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁)

2008-12-29 
日出神社本殿 (撮影:2006-11)
日出神社本殿 (撮影:2006-11) 日出神社本殿 (撮影:2006-11)