特徴等

姫路城は、姫山に設けられた赤松氏の居城にはじまると伝わり、その後豊臣秀吉の中国攻めの拠点となり、次いで慶長5年(1600)に関ヶ原の戦いの功により城主となった池田輝政により増築を含む根本的な整備が行われ、慶長14年(1509)末には概ね完成したと考えられている。我国の城郭建築最盛期を代表する重要な城郭であり、平成5年(1993)に世界文化遺産に登録された。白漆喰塗りの城壁の美しさから、白鷺城の名で呼ばれている。 ロの渡櫓 (わたりやぐら) は、本丸北曲輪の西北角に設けられたイの渡櫓に接して東に延びる一重の渡櫓で、イの渡櫓が南北棟であるのに対して、ロの渡櫓は東西棟である。更に東に続くハの渡櫓などとともに、本丸の北辺を防御している。 参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)／世界遺産姫路城website(姫路城管理事務所) 2023-8-22

番号・名称		年 代	構造等
197 姫路城ロの渡櫓		慶長6-14年(1601-1609)	一重渡櫓、本瓦葺

兵庫県の重要文化財建造物　　　　　　　2018-2-1 現在

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姫路城ロの渡櫓 (撮影：2023-7)	姫路城ロの渡櫓 (撮影：2023-7)