特徴等 |
満願寺は、「伽藍開基記」によれば、諸国に満願寺を建立した勝道上人(735-817)が、摂津国の満願寺として千手観音を本尊に開いたとある。多田に移り住んだ源満仲が寺に帰依して以来、源氏一門の信仰を得たという。 この塔は源氏一族の女・法尼妙阿(ほうにみょうあ)が両親の供養のために建てたものといわれている。鎌倉後期、正応6年(1293)の銘があり、本堂の西に均整のとれた美しい姿を見せている。 参考資料:国指定文化財等DB/現地の説明板 3009-3-19 |
満願寺九重塔 (撮影:2009-3) | 満願寺九重塔 (撮影:2009-3) |
兵庫県の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
135 満願寺 九重塔 |
正応6年(1293) | 石造九重塔(竜車及び宝珠を除く) |