舞子公園旧木下家住宅納屋

特徴等

この住宅は、又野良助が昭和14年(1939)頃に私邸として建築し、昭和27年(1952)に木下吉左右衛門の所有となったもので、JR山陽本線と山陽電鉄にはさまれた舞子公園西地区に所在している。阪神間の和風邸宅の一事例で、長方形の敷地のやや南寄りに主屋、その西北に土蔵と納屋、東北に使用人部屋を配する。
納屋は土蔵の北側に棟を直交させて建つ切妻造、桟瓦葺の2階建建家である。桁行3間・梁間2間規模で、南面全面にわたって1間幅の2階建ベランダを添わす。階下は1室であるが、階上は4畳と4畳半規模の2室とする。土蔵などとともに、邸宅を構成する主要要素の一つになっている。
参考資料：現地の説明板(兵庫県)／国指定文化財等DB(文化庁)
2010-3-27

番号-名称		年代	構造等
029 舞子公園旧木下家住宅納屋		昭和14年 (1939)頃	木造2階建、瓦葺、建築面積27㎡


舞子公園旧木下家住宅納屋 (撮影：2010-3)

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