特徴等
和田岬灯台は慶応3年(1867)、幕府が英国との間の大坂条約で建設を約束した5基の灯台の一つである。明治4年(1871)に建築された初代の灯台は木造であったが、明治17年(1884)に鉄骨造に建て替えられた。設計は英国留学から帰国した石橋絢彦と推測されている。後に続く鉄造灯台のモデルとなったが、海岸の埋め立てによって廃灯となり、昭和39年(1964)に現在地の須磨海浜公園内に移築して保存されている。明治初期の鉄骨造灯台としては現存最古のもので、「赤灯台」の愛称で親しまれている。
参考資料:現地の説明板(神戸市教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁)
2010-3-29
旧和田岬灯台 (撮影:2009-1)
       
       
       
       
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    兵庫県の登録文化財建造物    2018-12-26 現在
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番号-名称 年 代   構造等
025 旧和田岬灯台 明治17年(1884)
昭和39年(1964)移築
鉄骨造、直径7.5m、高さ17m