肥前浜宿継場主屋 (撮影:2014-5) 肥前浜宿継場主屋 (撮影:2014-5)
番号-名称 年 代   構造等
045 肥前浜宿継場主屋 江戸後期
(1751-1829)
木造2階建、瓦葺、建築面積126㎡
特徴等
この建物は、旧長崎街道の脇道多良往還の宿場町・肥前浜宿において、旅人の荷物等を次の宿場へ中継する業務を行う継場 (つぎば) であった。往還に南妻面を見せた間口4間半、妻入の商家で、1階の表構えは揚戸の形式とし、2階は小庇付きの窓2箇所を開ける。内部は東側を土間に充て、西側にミセ、チャノマ、ザシキを一列に並べ、土間奥をカマヤとする。継場としての役割を終えた後は、呉服問屋として使われていたが、現在は肥前浜宿の案内所として利用されている。
この肥前浜宿は良質の水に恵まれ、江戸時代から酒造りが盛んであった。通称「酒蔵通り」と呼ばれる街道の両側に、白壁の土蔵など多様な建物が軒を連ね、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/鹿島市HP/佐賀県HP
2018-12-4
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    佐賀県の登録文化財建造物      2018-12-4 現在