縁城寺 (えんじょうじ) は延暦14年(795)に桓武天皇より寺号を受けたなどと伝わる古刹で、丹後半島の西部に位置している。 宝篋印塔 (ほうきょういんとう) は下方に切石積の大基壇を有し、その上に蛤座など三段の基壇をのせる総高340cmの大規模なもので、相輪の請花 (うけばな) などに工芸的な繊細さも感じられる。 参考資料:現地の説明板(京丹後市教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁) 2018-4-10