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番号・名称 年 代   構造等
497 萬福寺伽藍堂 寛文9年(1669)  桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、本瓦葺
特徴等

萬福寺 (まんぷくじ) は中国僧隠元によって寛文元年(1661)に開創された黄檗宗の大本山で、宇治市五ヶ庄の里に位置している。伽藍の配置や堂舎の建築様式は中国の明時代末期頃の様式で造られており、建築材も東南アジア原産のチーク材が使われている。伽藍は延宝7年(1679)までにほぼ完成した。総門はじめ23棟の建物が重要文化財に指定されており、江戸前期の特色ある伽藍の様子を今に伝えている。
伽藍堂 (がらんどう) は桁行三間・梁間三間、入母屋造、本瓦葺のお堂で、伽藍を守護する伽藍神を祀っている。北方の祖師堂と対面し、同時期に同じ大きさで建てられている。
参考資料:萬福寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-4-6

萬福寺伽藍堂 (撮影:2008-9)
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