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番号・名称 年 代   構造等
494 萬福寺三門 延宝6年
(1680) 
三間三戸二階二重門、入母屋造、本瓦葺、両山廊付 山廊:各桁行二間、梁間一間、一重、切妻造、本瓦葺
特徴等

萬福寺 (まんぷくじ) は中国僧隠元によって寛文元年(1661)に開創された黄檗宗の大本山で、宇治市五ヶ庄の里に位置している。伽藍の配置や堂舎の建築様式は中国の明時代末期頃の様式で造られており、建築材も東南アジア原産のチーク材が使われている。伽藍は延宝7年(1679)までにほぼ完成した。総門はじめ23棟の建物が重要文化財に指定されており、江戸前期の特色ある伽藍の様子を今に伝えている。
三門は総門を入った先に建つ三間三戸の楼門で、入母屋造、本瓦葺、左右に裳階、山廊を設けている。大棟中央に火焰付宝珠が据えられている。
参考資料:萬福寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-4-6

萬福寺三門 (撮影:2008-9) 萬福寺三門 (撮影:2008-9)
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