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番号・名称 年 代   構造等
493 萬福寺総門 元禄6年(1688)  桁行三間、梁間二間、一重、切妻造段違、本瓦葺
特徴等

萬福寺 (まんぷくじ) は中国僧隠元によって寛文元年(1661)に開創された黄檗宗の大本山で、宇治市五ヶ庄の里に位置している。伽藍の配置や堂舎の建築様式は中国の明時代末期頃の様式で造られており、建築材も東南アジア原産のチーク材が使われている。伽藍は延宝7年(1679)までにほぼ完成した。総門はじめ23棟の建物が重要文化財に指定されており、江戸前期の特色ある伽藍の様子を今に伝えている。
総門は桁行三間・梁間二間、本瓦葺で、中央の屋根を左右より一段高くした、中国の牌楼式 (はいろうしき) の門である。境内は全体として西向きにつくられていて、総門は境内の一番西に開かれている。
参考資料:萬福寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2018-4-6

萬福寺総門 (撮影:2008-9)
       
       
       
       
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