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番号・名称 年 代   構造等
483 宇治上神社拝殿
   (国宝)
鎌倉前期
(1185-1274)
桁行六間、梁間三間、一重、切妻造、両妻一間通り庇付、向拝一間、檜皮葺
宇治上神社拝殿 (撮影:2022-12) 宇治上神社拝殿 (撮影:2022-12)
特徴等
宇治上神社は宇治橋から4百メートルほど上流の宇治川右岸、宇治神社の後方に位置している。対岸には平等院があり、平等院鳳凰堂の完成後、宇治に来訪する貴族の信仰も厚かったという。
拝殿は桁行六間、梁間三間、切妻造、檜皮葺で、正面に一間の向拝、両妻に一間通り庇を付け、四周に高欄付の縁を廻らせる。正面および背面の中央間に板扉を開くほかは、母屋の建具をすべて蔀戸としているが、庇では蔀と舞良戸を混用する。あらゆる点で住宅建築に近い趣をもつ建物となっている。
参考資料:宇治上神社HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2022-12-6
宇治上神社拝殿 (撮影:2022-12)
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    京都府の重要文化財建造物         2018-2-1 現在