番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
483 宇治上神社拝殿 (国宝) |
鎌倉前期 (1185-1274) |
桁行六間、梁間三間、一重、切妻造、両妻一間通り庇付、向拝一間、檜皮葺 |
特徴等 |
宇治上神社は宇治橋から4百メートルほど上流の宇治川右岸、宇治神社の後方に位置している。対岸には平等院があり、平等院鳳凰堂の完成後、宇治に来訪する貴族の信仰も厚かったという。 拝殿は桁行六間、梁間三間、切妻造、檜皮葺で、正面に一間の向拝、両妻に一間通り庇を付け、四周に高欄付の縁を廻らせる。正面および背面の中央間に板扉を開くほかは、母屋の建具をすべて蔀戸としているが、庇では蔀と舞良戸を混用する。あらゆる点で住宅建築に近い趣をもつ建物となっている。 参考資料:宇治上神社HP/国指定文化財等DB(文化庁) 2022-12-6 |
京都府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |