番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
478 教王護国寺灌頂院 東門 |
鎌倉前期 (1185-1274) |
四脚門、切妻造、本瓦葺 |
京都府の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |
特徴等 |
教王護国寺 (東寺) は、平安京の正門・羅城門を挟んで建立された東西両官寺の東寺で、延暦15年(796)の創建である。桓武天皇のあとに即位した嵯峨天皇は弘仁年間(810-824)に当寺を空海に勅賜され、真言宗の大本山となった。その後の長い歴史の中で衰退した時期もあったが、信長・秀吉の寄進などもあり伽藍が整備されていった。 灌頂院 (かんじょういん) は、弘法大師が修行した唐の青龍寺にならい建立された、密教教義上から重要な道場である。灌頂院東門は切妻造、本瓦葺の四脚門で、灌頂院の東を画する築地塀に開かれている。鎌倉前期(1185-1274)の建造である。 参考資料:東寺HP/国指定文化財等DB(文化庁) 2022-12-5 |