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番号・名称 年 代   構造等
470 教王護国寺宝蔵 平安後期
(1086-1184)
桁行三間、梁間三間、校倉、寄棟造、本瓦葺
特徴等
教王護国寺 (東寺) は、平安京の正門・羅城門を挟んで建立された東西両官寺の東寺で、延暦15年(796)の創建である。桓武天皇のあとに即位した嵯峨天皇は弘仁年間(810-824)に当寺を空海に勅賜され、真言宗の大本山となった。その後の長い歴史の中で衰退した時期もあったが、信長・秀吉の寄進などもあり伽藍が整備されていった。
宝蔵 (ほうぞう) は、方三間、寄棟造、校倉の建物で、境内の東北部に建っている。弘法大師空海が唐の国師 恵果から授かり、国宝となっている密教法具や両界曼荼羅など数多くの寺宝を納めていたので、火事による延焼を防ぐため周囲は堀で囲まれている。平安後期(1086-1184)の建造で、境内でもっとも古い建物である。
参考資料:東寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)/京都観光Navi(京都市観光協会)

2022-12-4
教王護国寺宝蔵 (撮影:2022-12) 教王護国寺宝蔵 (撮影:2022-12)
       
       
       
       
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