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番号・名称 年 代   構造等
469 教王護国寺五重塔 (国宝) 寛永20年1643) 三間五重塔婆、本瓦葺
教王護国寺五重塔 (撮影:2022-12) 教王護国寺五重塔 (撮影:2022-12)
特徴等
教王護国寺 (東寺) は、平安京の正門・羅城門を挟んで建立された東西両官寺の東寺で、延暦15年(796)の創建である。桓武天皇のあとに即位した嵯峨天皇は弘仁年間(810-824)に当寺を空海に勅賜され、真言宗の大本山となった。その後の長い歴史の中で衰退した時期もあったが、信長・秀吉の寄進などもあり伽藍が整備されていった。
五重塔は本瓦葺の三間五重塔婆で、境内の東南部に建っている。寛永20年(1643)、幕府によって再建されたもので、総高54.8mは現存する木造塔として国内最高を誇る。初重内部では心柱の四方に金剛界四仏を安置する。新幹線からもよく望むことができ、古都京都のシンボルにもなっている。
参考資料:東寺HP/国指定文化財等DB(文化庁)/京都観光Navi(京都市観光協会)
2022-12-4
教王護国寺五重塔 (撮影:2022-12)
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