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番号・名称 年 代   構造等
448 仁和寺五重塔 寛永21年(1644) 三間五重塔婆、本瓦葺
特徴等
仁和寺 (にんなじ) は、宇多天皇が光孝天皇の遺志を継いで仁和4年(888年)に金堂を建立、年号から「仁和寺」と命名されたことに始まる古寺で、京都市の西北部、御室の地に所在している。応仁の乱(1467-1477)により全伽藍を焼失したが、寛永18年(1641)-正保元年(1644)間に再興された。現在見られる伽藍は、主としてこの時のものである。平成6年(1994)に世界遺産に登録され、また、境内の「御室桜」は遅咲きの桜として知られている。
五重塔は、本瓦葺、三間五重の塔婆で、境内の中心線に対して観音堂とほぼ対照的な位置に建っている。塔身32.7m、総高36.18mで、東寺の五重塔と同様に、上層から下層にかけて各層の幅にあまり差が見られない姿が特徴的である。初重西側には大日如来を示す梵字の額が懸けられ、塔内部には大日如来、その周りに無量寿如来など四方仏が安置されている。
参考資料:仁和寺HP/国指定文化財等データベース(文化庁)
2023-2-20
仁和寺経蔵 (撮影:2023-2) 仁和寺経蔵 (撮影:2023-2)
仁和寺経蔵 (撮影:2023-2) 仁和寺経蔵 (撮影:2023-2)
       
       
       
       
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